【ウェイトトレーニング】レスト時間の過ごし方 | 効果を上げる4つのこと

皆さんはウェイトトレーニング中のレスト時間はどのように過ごしていますか? まさかスマホをいじって夢中になり気がついたら10分経っていたなんてマナーの悪いことはしていないことかと思いますが。
今回はトレーニング効果を上げるレスト時間の過ごし方を紹介しようと思います。
フィードバックの組み方
レスト時間に関してはトレーニングメニューや目的によって違ってくるので、時間の取り方に関しては割愛します。
ただ時間が違うとはいえレスト時間をどのように過ごすかでその日のメインセットのクオリティは変わってきます。以下にまとめていきます。
- 感覚のフィードバック
- 動画のチェック(ジムによっては撮影禁止もある)
- 必要に応じて補助ストレッチ
- やるべきことを念じる
感覚のフィードバック
メインセットを行なっている最中に身体は色んな適応を起こしているわけですが、それを自分自身の脳で拾わなくてはなりません。
今のは前に重心が移動してしまったな。
今のは浅かった。
今のは腰に負担が大きすぎる。
そもそもまだ関節が温まっていない。
手応え十分! 完璧すぎて直すところない!
など。
これらはメインに入る前のウォームアップで確認する事項ですが、メインに入っても十分に起こり得る現象です。このフィードバック元にレスト時間で次のセットの備える行動が変わっていきます。そのためには1回1回動作センサーを巡らせ主観的に自分が何を行なっているのか集中して拾っていきましょう。
ここでフィードバックをするという考えがない方は、すぐにSNSを開きどうでもいい情報を拾って次のセットに向かう羽目になります。
動画のチェック
ジムによっては撮影禁止のところもあるかと思います。もし可能なら自分のトレーニング映像を撮ることをおすすめします。この時にSNSに映えるような角度は一切不要です。シャフトの軌道が正確に分かる角度から撮りましょう。
初心者の方が見るべきポイントは1点だけ。
「シャフトがまっすぐ動いているのか」だけです。他のことを見始めると何を見て何を直せば良いのか迷うからです。ですので動画のチェックには時間をかけずにシャフトの軌道だけチェックしましょう。
各種目のシャフトの軌道や修正の仕方は他の記事でも紹介しているので、分からなくなったらチェックしてください。
必要に応じて補助ストレッチ
どこかの関節動作が悪い、動きにくいと感じることもメインセットに入ってからでもよくあることです。
少し中上級者向けではありますがレストの時間を使って、補助的にモビリティドリルなどを入れられるとメインセットのクオリティを上げられます。僕は肩関節が固いので可動域が悪いままベンチプレスをしてしまうと痛めてしまうし、何度も痛めてきました。
そうすると継続的なトレーニングが出来なくなってしまいます。関節可動域に関しては自覚がある方が多い一方放置している方も多く見受けられます。
効果を一瞬で得ることができないし、広がっている実感も湧かないからでしょう。とても共感しますが、身体は絶対に適応を起こすのでやれば変わるのも事実です。このめんどくさいに取り組めるとトレーニングの効果はより大きなものになります。
各ストレッチは今の時代調べればいくらでも出てくるので日々のサイクルに入れてしまいましょう。とにかくやるんです。
とは言ってもどれをやれば良いのか…。
大丈夫です。AGELCAはインスタグラムでストレッチやモビリティエクササイズも紹介しています。下記にリンクがあるので覗いてみてください。
実際にお客様にはその人に合ったコンテンツを処方箋のように宿題として出したりしています。まずは気に入ったものからで良いので試してみてください。
やるべきことを念じる
ここまでの工程が完了したら、やることを念じるだけです。といってもやることは1つだけに絞りましょう。
股関節がこうで、膝関節がこうで、えっとお尻を使って。なんてことは考えなくて大丈夫です。むしろその方法は失敗する方法であり上手くいく試しはありません。
自分が最初に気になった1点だけ修正しましょう。最初に違和感に触れたものは直感とも言えますが大体合っていると思います。先にも記述しましたが、あまり動画を長くみていると気になるところが増えてしまいます。
最終的には全く気にしなくて良いところまで気になり出してしまう始末です。ですので自分の直感を信じて集中しましょう。
時間がきたら次のセットに向かえば問題ありません。
たまに気合を入れすぎて叫んで、自分の頭が真っ白になり何も変わらなかった。という方もいますが、それもウェイトトレーニングです。

いかがでしたでしょうか。レスト時間は実際に身体を動かしていないので、意味を見出しにくいです。しかしレスト時間こそトレーニングを底上げする時間でもあります。スマホをいじってどうでも良いことを拾う前に自分の運動感覚を拾っていきましょう。
南青山にございますAGELCApersonalgymぜひチェックしてみてください。

